「リビングの広さってどのくらい必要なんだろう」
この悩みは家づくりを始めた際に、多くの人が悩むポイントです。
リビングの広さを決めるには、あなたが「どんな暮らしをしたいか」を知ることが重要です。
今回はリビングの広さを、13帖・16帖・20帖の3パターンに分け、母の家の事例をもとに紹介。
リビングの広さが違うと、どんな暮らしや間取りができるのかを解説します。
リビングの広さに悩んでいる人は必見です!
13帖・16帖・20帖のリビングだと、家族4人でどんな暮らしが出来る?
例として、家族4人(夫婦とお子様2人)暮らしで、30坪前後の家を建てると仮定しましょう。
この例をもとに、リビングの広さが13帖・16帖・20帖の場合、それぞれどんな暮らしになるのかを見ていきます。
リビングの広さが13帖の場合
「リビングが13帖って狭いのでは?」と思うかもしれませんが、間取りを工夫すれば家族4人でも余裕をもって過ごせるリビングになります。
13帖のリビングの場合、写真のようにダイニングテーブルは置かず、キッチンの向かい側にカウンターを付けるのがベストです。
テーブルを置くスペースがなくなる分、リビングを広く使うことができます。
また、コンパクトなリビングは、フローリングや壁紙に明るい色を使うのがオススメ!
白や明るいブラウンは膨張色のため、空間を広く見せる効果があります。
写真のように白を基調にすると、部屋全体が明るくなり、清潔感のある空間になります。
13帖のリビングなら、こんな間取りも可能
リビングをコンパクトにした分、ファミリークローク・ランドリールーム・パントリーといった収納スペースを4〜5帖の広さを確保できます。
例えば、1階に広めのファミリークロークやランドリールームを置けば、面倒な洗濯工程をランドリールームで完結、干し終わった洗濯物はクロークにまとめて収納できるなど、洗濯動線が非常にスムーズになります。
13帖のリビングは、こんな人にオススメ
13帖のリビングは、家族4人で暮らす必要最低限なリビングの大きさだと言えます。
「リビングにそこまで大きさは求めない。むしろ、ランドリールームや収納を広くして、家事のしやすさを重視したい」
こんな方は、13帖のリビングでも問題ないでしょう。
また、不要なスペースを削り、施工する坪数をカットすれば、コスト削減も叶えられます。
30坪以下の土地での家づくりも可能となるので、土地や施工費の予算を抑えたい方はぜひ検討してみましょう。
リビングがコンパクトな分、冷暖房効率も高くなり光熱費を抑えられるなど、コンパクトな家ならではのメリットも沢山あります。
リビングの広さが16帖の場合
家族4人で暮らすのであれば、16帖のリビングは最も一般的な広さです。
写真のように横並びキッチンの横にダイニングテーブルを置いても、スペースに十分な余裕があります。
家族4人でリビングにいても狭さは感じず、ゆったりと過ごせて、「大きすぎず、小さすぎず、ちょうどいい」と思えるでしょう。
16帖のリビングなら、こんな間取りも可能
リビングが16帖ほどの大きさなら、パントリーなどの収納スペースも2〜3帖の広々スペースを確保できます。
住居スペースと収納スペース、どちらも両立した間取りをつくりやすいでしょう。
リビングに家族で4人で座れる大きなダイニングテーブル・ソファーを置いてもスペースに余裕があり、移動もスムーズです。
16帖のリビングは、こんな人にオススメ
「ご飯は家族みんなで机を囲んで食べたい」
「リビングはある程度の広さはほしい」
「収納スペースもしっかり確保したい」
このような考えの方は、リビングは16帖ほどの大きさは確保しましょう。実際に暮らしてみても、ちょうどいいなと思えるサイズ感です。
また、適度な大きさのリビングは「掃除が楽」なのもメリット。
少しでも掃除を楽にしたい!という方は、リビングは16〜18帖ほどの大きさにすることをオススメします。
リビングの広さが20帖の場合
20帖のリビングは、実際に見てみると「けっこう広いな〜」と思う大きさです。
家族4人で過ごしていても、広々とした余裕のある暮らしを叶えます。
大きなテーブルや収納棚のほか、観葉植物などのインテリア用品を置いても狭さを感じません。
20帖のリビングなら、こんな間取りも可能
リビングを20帖確保すると、とても開放的なリビングを実現できます。
キッチン横にダイニングテーブルを置くと、対面キッチンの目の前をリビングとして広々と使えます。
また、写真のように吹き抜けやリビング階段なども造ることができ、贅沢な空間設計を叶えられます。
20帖のリビングはこんな人にオススメ
「開放感のある、広々としたリビングに憧れる!」という方は、リビングの広さは20帖近く確保するのがオススメです。
また、家族や友人など家に人を招くことが多い方は、リビングの大きさが20帖あると◎。
リビングで皆でごはんを食べたり、ホームパーティーをしていても窮屈さを感じず、楽しい時間を過ごせるでしょう。
ただし、20帖のリビングの場合、冷暖房効率が悪くなるので要注意。
13帖や16帖のリビングに比べると、エアコンの風が行き渡るのが遅いため、電気代は高くなります。
リビングの広さを決める、重要なポイントとは?
リビングの広さを3パターンに分けて紹介しましたが、紹介したのはあくまで一例です。
実際に、リビングの広さを決める際に気を付けたいポイントを紹介します。
モデルハウスや完成見学会で実物を見る
写真だけを見てリビングの広さを決めると、住んでから「思ったより狭かった or 広かった」と後悔することも。
間取りをつくる前に、まずはモデルハウスや完成見学会に行き、実際の住まいを体験しましょう。
20帖の広さはどのくらいか、家具を置いたらどのくらいスペースが余るのかなど、実物を見ながら考えてみましょう。
特に完成見学会は、お客様が建てた実際の家を見れる貴重なチャンス。
等身大のリアルな暮らしをイメージできます。リビングの広さも見学会場により様々なので、何棟か見比べることをオススメします。
「どう暮らしたいか」をよく考える
最近は「リビングは20帖はあった方がいいと見た」など、ネットから情報を得ている方も多いです。
しかし、家づくりで本当に重要なのは、一般的な情報ではなく「家族でどう暮らしたいか」です。
例えば「リビングにはソファーだけでなく、子どもが習っているピアノも置きたい。家族で音楽を楽しみたい」
こんなご家庭だと、16帖のリビングでは理想の暮らしを叶えるのは難しいでしょう。
まずは、マイホームでどんな暮らしをしたいか、家族で話し合いましょう。理想を明確にした上でプラン制作を依頼すれば、家づくりもスムーズに進みます。
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家づくりで多くの人が悩む、リビングの広さ問題。◯帖は必要!といった数字にとらわれず、どんな暮らしをしたいかを考えてみましょう。
母の家の家づくりは自由設計なので、お客様の「どんな暮らしがしたいか」をもとに、間取りをつくります。その人だけの理想のマイホームを1棟1棟ずつ実現していきます。
間取りだけでなく、インテリアのご相談も大歓迎!「少しでもリビングを広く見せるには、ソファーはどう配置したらいい?」といったお悩みもプロの目線からアドバイスいたします。
また、昨年の秋に、母の家のモデルハウスが完成しました。女性だけの意見でつくられた、本当に家事がしやすい間取りや収納アイデアが詰まったモデルハウスです。
見学予約は随時受け付けております。ぜひ私たちの家づくりを体感しに、お越しください。
◎モデルハウスの詳しい情報はこちら
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